京都発スキーツアーのおすすめの目的地

京都は近畿地方の中で大阪や神戸より北に位置しており、琵琶湖西側の標高が高い山の斜面にあるスキー場までは最短1時間ほどで到着します。また、前日深夜に出発する日帰りバススキーツアーや現地に1泊するバススキーツアーに参加すると、かなり遠くまで行けます。

さらに、飛行機ツアーに参加した場合でも、時期によっては驚くほど安く北海道の人気スキー場まで滑りに行く事が可能です。

京都発のスキーツアーには様々なタイプのスキーツアーがあります。タイプとしては5つの種類があります。バスツアーに関しては4タイプ存在し、まず日帰りタイプだと朝に出発する日帰りツアーと前日深夜に出発する日帰りツアーに分かれます。

1泊タイプに関しては、朝発の高速バスに乗って現地に向かうタイプ、その前日深夜に出発して遠方のスキー場まで行き、現地の宿泊施設に1泊するタイプがあります。さらに飛行機を利用するツアーまであり、以上の5つの中から予算・休みの日数などに応じて好きなタイプを選ぶ事が可能です。

日本で最も面積が広い湖・琵琶湖の西側には標高1000mを超える山が多数存在し、それらの山の上のほうには冬季にどっさり雪が積もります。そして琵琶湖西側の山の斜面には複数のスキー場がありますが、距離的に近いため京都のスキーヤー達の間で人気が高いのが大津市の「びわ湖バレイ」です。

コース数は9本で最長滑走距離は1400mとなっており、標高1174mから950mの場所にゲレンデがあります。

このスキー場はかなり琵琶湖に近い場所に位置しており、雄大な琵琶湖を見渡しながら滑走をできる点が大きな魅力です。所要時間についてはJR京都駅のバスロータリーからわずか1時間という近さのため、朝出発の日帰りツアーながら、そんなに早起きする必要がありません。詳細…オリオンツアー ... ツアースキー

例えば8時半に京都を出発する高速バスに乗車すれば9時半には現地に到着し、夕方までたっぷりスキーを楽しめます。

そして、現地を18時に出発しても19時にはJR京都駅まで戻って来られますので次の日に仕事がある日曜日に行く場所としても適しているといえます。

続いて、やや遠めの場所で朝発の日帰りスキーツアーの目的地としておすすめであるのが、岐阜県の北西部に位置する「ウイングヒルズ白鳥リゾート」です。こちらは標高1350mから870mにかけての場所にゲレンデがあり、最長仮装距離は3500mとなっています。

京都からはだいぶ遠くにあるため高速バスでの所要時間は3時間半になり、日帰りだとそんなに長時間滑っていることはできません。それでも現地に5時間以上滞在していられます。ちなみに現地に長く滞在していたい場合、前日の深夜に出発するバスに乗車すると早朝から夕方まで現地で過ごす事が可能です。

ツアー料金相場はびわ湖バレイに行くよりも安く、朝発ツアーは6000円前後・夜発ツアーも9000円前後の設定になっていますので、予算がない方におすすめです。

なお、ゲレンデの隣には日帰り入浴可能な天然温泉施設がありますので、夜発のスキーツアーに参加した場合、疲れたら途中で温泉で一息つくのも良いでしょう。

京都から日帰りではなく現地の宿泊施設に1泊するツアーに参加する場合、驚くほど遠い場所まで行けます。そして、1泊2日のスキーツアーには日帰りツアーにはない様々な魅力がありますが、まずは夕方に帰るわけではないためナイター営業下での滑走が楽しめます。

宿泊施設に関しては前もってどこに泊まるか決める必要はありますが、現地での行動は自由です。そのため、1日目の日中にスキーを楽しんだらホテルにチェックインして昼寝したり温泉に入ったりして疲れをとり、夜にナイターに向かうような事が出来ます。

もしくは朝出発のツアーで到着が昼頃になる場合は、途中でチェックインせずに日没よりナイターを楽しんでからホテルに入るのも良いと思います。

また、日帰りツアーに参加した場合に練習時間を出来る限り長くとろうとすると、スキー場付近を散策したり公共浴場に入る時間を作るのは難しいものです。限られた時間の中でスキーに専念するとなると、せっかく遠くまで来たのに現地の文化や街並み等を知らずに帰る形になってしまいます。

しかし、1泊2日にツアーであれば現地を観光する時間もとれますし、テレビのローカル番組を通じてその土地の文化などを知る事が出来ます。そういった意味でも、京都からスキーツアーに参加する場合、日帰りツアーに固執することなく、時間の余裕がある1泊2泊のツアーも是非検討してみてください。

関東や関西から1泊2日のバスツアーに参加する場合、一番おすすめしたいのは長野県北部の野沢温泉村にある「野沢温泉スキー場」です。こちらは日本有数の豪雪地帯に位置しているため11月下旬にオープンしてから翌年のゴールデンウイークまで天然雪で滑走する事が出来ます。

最長滑走距離はなんと10000m(10km)です。ナイターに関しては、土曜日と年末年始に営業しているゲレンデがあります。野沢温泉スキー場は広大である事・シーズン中ずっと天然雪で滑走できることのほかにもう一つ大きな特徴がある事で有名です。

それは、スキー場のすぐ隣に広大な温泉街があるという事で、スキーを終えて指定した宿に向かうにあたっては温泉街を歩く事になります。野沢温泉村は昔からスキー・温泉両方を楽しめる事を売りにしてきた街で、観光客をターゲットにした商店・飲食店も数多く出店しています。

特に灯りに照らされた夜の温泉街は幻想的な雰囲気があるため、スキーを終えたら宿に直行するのではなく、しばらく温泉街を散策してみてはどうでしょうか。外国人スキーヤーの間でも急激に人気が高まっており、飲食店や外湯(公共浴場)などでは気軽にオーストラリアをはじめとする外国人スキーヤーと英語で話せます。

外湯は全13か所あり、それぞれ泉質や効能が違うほか朝早くから入れるため、朝に温泉街を散歩してみて体が冷えてきたらいずれかの外湯に浸かるのも良いでしょう。

最後に京都から飛行機を利用するスキーツアーに参加すると、北海道の新千歳空港付近に位置する様々なスキー場に滑りに行く事ができます。その中でもおすすめであるのは、野沢温泉スキー場同様に外国人(主にオーストラリア人)の間で人気が高い事で知られるニセコ町のスキー場です。

ニセコエリアにはニセコアンヌプリ国際スキー場など3つのスキー場がありますが、どのスキー場も極めて雪質がよく、春まで天然雪で滑れます。ツアー料金はホテルのグレードなどにより大きな差がありますが、時期によっては1人あたり5万円以内の費用で済みます。